【家族の認知症】接し方、振る舞いはどうしたらいいの⁉

 

「あれ?お父さん最近何度も同じことを聞くようになったわ」こんなことありませんか。
家族が認知症になった際の認知症への接し方、家族が認知症になったときにはどうすればという内容をお届けいたします。
ご家族内で認知症についての知識を持っていただく一助になれば幸いです。

まずはチェックしてみましょう

ご家族で、ご夫婦で、ご自分でもチェックしてみましょう。

① 同じことを何度も言ったり聞いたりする
② 物・お金を盗まれたと言う
③ 身なりに気をつかわなくなった
④ 降りる駅を乗り過ごした
⑤ 就寝中、急に起き出し騒ぐ
⑥ 置き忘れ・片付け忘れが増えた
⑦ 計算間違いが増えた
⑧ すぐに物の名前が出てこなくなった
⑨ ささいなことで怒りっぽくなった

 

参考:東京都福祉局「高齢者の生活実態及び健康に関する調査・専門調査報告書」より

 

さらに詳しくチェックするには
東京都福祉保健局 「とうきょう認知症ナビ」

チェックはあくまで目安になります。症状が気になる場合はできるだけ早めに医療機関にご相談ください。

認知症を「知る」

認知症とは、年齢を重ねることに伴う「病気」の一つです。
生後、いったん正常に発達した脳の細胞や神経機能が、さまざまな原因により、死んでしまったり、働きが悪くなったりすることで、「記憶・判断力の障害などが起こることで、社会生活や対人関係に支障が出ている状態(およそ6か月以上継続)」を言います。

 

つまり、後天的な原因により生じる知能の障害であり、先天的な原因で起きる知的障害(精神遅滞)とは異なるものとして区別されています。
年齢を重ねることに伴い、誰もが思い出したいことがすぐに思い出せなかったり、新しいことを覚えるのが難しくなったりしますが、「認知症」はこのような加齢によるもの忘れとは、「病気である」という点でも異なります。

 

ただ、加齢に伴い発症する可能性が高まるという意味で、「誰もが発症する可能性がある病気である」と言うこともできます。
認知症に関する主な症状(中核症状)として、以下のような症状があります。

 

① 記憶障害

自分が体験した過去の出来事に関する記憶が抜け落ちてしまう

② 理解・判断力障害

日常生活の些細なことでも判断することができなくなる

③ 実行機能障害

ある目標に向かって、計画を立てて順序よく物事をおこなうことができなくなる

④ 見当識障害

時間・場所・人物や周囲の状況を正しく認識できなくなる

 

また、中核症状以外に、行動面・心理面で次のような症状が見られるようになります。ただし、これらの症状のすべてが表れるというわけではありません。

 

妄想物を盗まれたなど、事実でないことを思い込む

幻覚:見えないものが見える、聞こえないものが聞こえるなど

せん妄:落ち着きなく家の中をうろうろする、独り言をつぶやく

徘徊:外に出て行き戻れなくなる、自分がどこにいるのかわからなくなる

抑うつ:気分の落ち込み、無気力になる

人格変化:性格が変わる、たとえば穏やかだった人が短気になる

暴力行為:自分の気持ちをうまく伝えられない、感情をコントロールできずに暴力をふるう

不潔行為:入浴を嫌がる・風呂に入らない、排泄物をもてあそぶ

 

引用:全国地域生活支援機構 「認知症とは? 認知症の種類や症状」より

 

認知症にならないために、進行を遅くするために

最近の研究では「どうすれば認知症になりにくいか」が分かっています。

 

①生活習慣を見直しましょう

認知症原因の約60%と言われるアルツハイマー型認知症の発症に、生活環境の影響が大きいことが分かってきました。
食習慣や運動習慣を変えることが脳の状態を良化させます。
認知機能を最大限にするために対人接触を増やすことや知的行動習慣を意識した生活を送ることが重要だと言われています。

1.食習慣
・野菜・果物(ビタミンC、E、βカロチン)、魚(DHA、EPA)をよく食べる
・赤ワイン(ポリフェノール)を飲む

 

 

2.運動習慣
・週3日以上の有酸素運動をする

 

3.対人接触
・人とよくお付き合いをする

 

4.知的行動習慣
・読書や日記を書く
・ゲームをする
・美術館に行く

 

5.睡眠習慣 
・30分未満の昼寝
・起床後2時間以内に太陽の光を浴びる

 

コロナ禍のため外出・遠出も難しいですが、近所での散歩、ご家族・お友達とのおしゃべりを楽しむ、よく食べ、よく飲み、よく寝る といった生活をお試しください。

 

②脳機能を鍛えましょう

認知症になる前段階で脳の機能を集中的に鍛えることが、認知症発症を遅らせるための効果的な方法であるということが分かってきました。
認知症は、通常の老化とは異なる認知機能の低下がみられます。
この時期に最初に低下する認知機能が、「エピソード記憶、注意分割機能、計画力」です。

 

下記を参考にしてこれらを鍛錬してみましょう。

 

1.エピソード記憶
「体験したことを記憶として思い出す」
・2,3日前の出来事を思い出しながら、過日の日記をつける
・買い物レシートを見ないで、家計簿をつける

 

2.注意分割機能
「複数の事(作業)を同時に行う際に注意を配る」
・料理をするとき、同時並行で何品か作る
・会話するときに、相手の表情や気持ちに注意を向けながら話す
・仕事や計算をテキパキと行う

 

3.計画力
「新しいことをするとき、段取りを考えて実行する」
・効率良く買い物できる計画を立てる
・旅行の計画を立てる
・頭を使うゲーム(囲碁・将棋・マージャン)をする
・やり慣れたことでなく新しいことをする

 

引用:認知症ねっと「認知症・MCIの基礎知識」

 

まとめ

 

いかがでしょうか。本記事では、認知症を理解・知ることに重きをおいてご紹介しました。医療機関への受診、自治体窓口、各地域包括支援センターなどでより詳しい認知症に関する情報を得られます。
参考になりましたら幸いです。

 

最後に厚生労働省より発行されています電子書籍のご案内です。
電子書籍「もしも 気になるようでしたらお読みください」

 

最後までお読みくださって、ありがとうございました。

 

 

【施設事務長様必見!!】利用者家族様とのコミュニケーション向上の秘訣

「利用者家族様とのコミュニケーションはどうしたらいいか。。」
「ご家族にもっと関わりを持っていただくには。。」
そんな悩みを持たれる介護施設は多いようです。
利用者家族様との関わり方や、信頼関係を築くメリットについてご紹介します。

利用者家族様のニーズとは?

施設入居の利用者家族様のご心配ごとや、施設に何を求めているかを知ることで、利用者家族様と施設側のコミュニケーション向上、ひいては入居者様の施設に働く介護職員様との繋がりも強くなり、ケアサービスアップ⇒顧客満足度向上⇒外部評価へ直結します。

・利用者家族様向けソリューション 「ご家族様向け会員サイト」
HitomeQ コネクト

施設側での課題をクリアするために

利用者家族様の介護で五つの大きな負担といわれる、
肉体的負担、精神的負担、時間的拘束、金銭的負担、情報の不足 が挙げられます。このうち、施設側で、利用者家族様の精神的負担を取り除く、情報の不足に対する対応 はすぐにできることと言えます。精神的負担を取り除く第一歩として、利用者家族様への接し方や言葉づかいにも気を使うべきですが、相手のあることですので、上手くコミュニケーションを取れないことも少なくないでしょう。
一方で大事なことは、できるだけ利用者家族様の立場に立って考えられること。
そして、利用者家族様の気持ちに理解を示し、傾聴できるかが大事だと思います。情報の不足に対しては、利用者家族様が施設来所した際の声掛けにより、服用薬や既往歴に基づく入居者様への施設内における対応をお知らせすることや、施設外においても利用者家族様の了解を得たうえでの、ICTを利用した情報提供(入居者様の日々のご様子をお知らせ、イベント写真を提供)ができることをお伝えし、リアルでもインターネット上でも利用者家族様と施設との「繋がり」を意識していただくことも大事なことだと思います。

・利用者家族様向けソリューション 「ご家族様向け会員サイト」
・ワイズマン MeLL+ family

個人情報漏洩に注意しましょう

ICTを利用した情報提供については便利である一方で、インターネット回線を利用するため、個人情報保護の観点から情報漏洩しないことが大切です。
トラブルにならないように、ICT利用時の情報提供に関する通知については、個人情報取り扱いに関する「承諾書」を交わす等事前の備えが必要です。
また、情報提供するツール上に個人を明らかにするような大事な会話や、文章を残さないようにすることや、金融機関通帳や、重要書類を写真でアップロードするようなことが無いよに事前にお知らせすることも大切です。
ICT利用の各種ツール等で施されているセキュリティへの備えは対策していますが、個人情報保護の観点から利用者家族様及び施設側で相互に注意いただいたほうがよいでしょう。

会員サイトサービス便利機能! 2選

ここでは、利用者家族様と施設が共有できる会員サイトサービスの便利機能をご紹介します。

1.SNSを使った機能

ここでは、利用者家族様と施設が共有できる会員サイトサービスの便利機能をご紹介します。
1.SNSを使った機能
ICT利用のサービスはとかく準備に手間がかかり、接続する機器を用意したりする必要がありますが、使い慣れたSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用した入居者様の日々のご様子を伝えたり、イベント写真を共有できたりといったサービスがあります。
利用者家族様にも施設にも簡単で安価に、早速始められるサービスです。

2.家族手帳機能

入居したばかりの入居様の情報や、一時的にご自宅に戻る入居様等、日々のご様子を利用者家族様はすぐには分からないことが多くあります。
服用中のお薬や過去にかかった病気、担当ケアマネジャーの連絡先など入居者様に関する情報を施設と利用者家族様で共有できます。施設嘱託医師や、ご自宅のご近所の薬剤師に情報を伝えたいときも、履歴を確認しながら伝えることができます。

・ワイズマン MeLL+ family
笑顔

まとめ

いかがでしょうか。
利用者家族様とのコミュニケーション向上に寄与する情報をご紹介しました。
入居者様、利用者家族様、施設職員様、施設にとり「笑顔」が増える取り組みを本記事を通じ参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みくださって、ありがとうございました。

【利用者家族様へのサービス向上とは?】オンライン面会成功の秘訣

2020年5月に厚生労働省はオンライン面会の導入を促す通知「高齢者施設等におけるオンラインでの面会の実施について」を発出しました。
新型コロナウィルス感染拡大防止策の一環として、オンライン面会を推奨しており、具体的な事例を上げて積極的なオンライン面会を推進しています。
本記事では介護施設におけるオンライン面会のためのお役立ち情報をお届けいたします。

施設側での課題とは?

オンライン面会で欠かせない準備として、「インターネット接続環境」が挙げられます。施設内のインターネット環境は整備しているものの、既に業務用(ネットバンキング等)として利用している環境でもあり、オンライン面会時に流れるパケット量(データ量)に耐えうる環境なのかどうかを見極める必要があります。インターネット検索で「速度」「ネット速度」と検索すると、インターネット速度を計測できるサイトがありますので、計測してみてください。
300Mbps程度の速度が出ている環境であれば問題無くオンライン面会をすることができるでしょう。

また、同時に行う面会数にも気を付ける必要があります。
複数組みのオンライン面会があれば当然ながらパケット量を逼迫しかねず、施設内業務への影響や他のオンライン面会への影響も避けられません。
加えて、入居者様側の立会い、オンライン面会操作のために職員様を割り振りしなくてはならないため介護現場への影響がないかどうかも考慮する必要があります。
実際に、オンライン面会を始めてみたものの、人手不足によりオンライン面会を中止された施設もあります。

利用者家族様の課題とは?

入居者居室での面会が禁止されても、施設1階ロビーやエントランスホールでのオンライン面会ができる施設は多くあります。その際に気を付けなくてはいけないのが、プライバシー確保です。施設には多くの人が出入りするため個室ではない共有スペースでの面会においては特に注意が必要です。
また、複数のオンライン面会者が一緒になる場合には、ディスタンスを取り、飛沫しないよう大声での面会をしない、マスク着用などの施設が実施している感染症拡大防止対策を順守する必要があります。

一方、施設自体への出入りを禁止されてしまう場合には、ご自宅から入居者様とのオンライン面会をする必要があります。
その際、ご自宅でのインターネット接続環境がご用意されているか確認する必要があります。オンライン面会をしている施設担当者へ事前のご相談をされると間違いありません。また、オンライン面会は一般回線である共用のインターネット回線を利用するため、個人情報を明らかにするような大事な会話や、画面上に金融機関通帳や、重要書類を出すことは避けていただいたほうがよいでしょう。

当然、オンライン面会ツール等で施されているセキュリティへの備えは対策していますが、個人情報保護の観点から注意いただいたほうがよいでしょう。

オンライン面会で気をつけるべきこと

・インターネット環境による遅延、タイムラグ
遅延、タイムラグが生じるため上手くコミュニケーションが取れないことがあります。入居者様のペースに合わせゆっくりと画面上でお話しされるといいでしょう。

・表情豊かに、身振り手振りも
声だけでのコミュニケーションでは上記のようにタイムラグが生じることで意思疎通が図れないことが多くあります。口元をはっきりみせる、目を大きく開けるなどの表情や、ボディーランゲージを大きく取ることで相手への伝わり方が変わります。元々、コミュニケーションは「言語コミュニケーション」と「非言語コミュニケーション」
に分別され、メラビアンの法則によれば、相手への印象に与える影響は、非言語コミュニケーション(聴覚・視覚)だけで93%と大勢を占め、影響が非常に大きいことがわかっています。

Zoom便利機能!? 3選

ここでは、オンライン面会ツールとして国内一番のシェアを誇る「Zoom」の便利な機能をご紹介します。

1.周辺機なしで録画・録音

オンライン面会で使用するパソコン、タブレットだけで簡単に録音や録画ができる機能が備わっています。オンライン面会できなかったご家族へ後から共有することができます。

2.プライバシーを守るバーチャル背景

オンライン面会でご自宅の背景をバーチャル背景にすることでプライバシー保護となり、安心して入居者様との面会をお楽しみいただけます。

3.スムーズな画面共有

おばあちゃんにひ孫の写真や動画データも見せたい。標準機能でコストや手間がかかりません。コミュニケーションを図るうえでも助けになります。

利用者家族様向けソリューション 「介護施設オンライン面会」

まとめ

いかがでしょうか。
オンライン面会する際に必要な情報をご紹介しました。
入居者様と利用者家族様にとっての満足度を上げる取り組みに際し、本記事が参考になりましたら幸いです。

最後までお読みくださって、ありがとうございました。

課題解決・ソリューションについて
ご相談ください

記録業務軽減

WiFi環境

感染症対策

コミュニケーション

03-3837-4871

営業時間 / 9:00~12:00、13:00~18:00

(土・日・祝日・年末年始・夏季休暇を除く)

新型コロナウイルスの感染症拡大防止についてのお知らせ(PDF開く)